Box 104 テーラード・ジャケット

正面。
7部袖です。

コーディネイト例。もうちょっと
ステッチを目立たせてもいいかも。

...9号のボディに自分の服を着せるのは
無理があるなあ。

■そろそろ夏物の洋服の事を考えるのが楽しいこの時期。お店や雑誌ではノースリーブのワンピースやキャミソールでいっぱいですが、そんな中でテーラード・ジャケットを作る私であります。羽織ものが欲しくなったのであります。ジャケットといってもそんなにきちんとしたものではなく、あくまで軽く羽織れるような、気軽な上着が欲しかったのであります。(そもそも私の作る服なんて95%気軽なものばかりであります)
■テーラード・ジャケットを作るのは久し振りなので、今回は真面目にトワルを組んで、何度も試作しました。試着の最中、ピンが身体に刺さって「ギャ!」と痛い思いを何度もしたおかげもあって、自分のサイズに合ったジャケットを作る事が出来ました。ちなみにこの時点で一番悩んだのは袖付けのあたり。切り替えのラインの所で何cmか削ったり、袖山の位置を2cm程前にずらしたりしてます。
■ 参考にした製図は「ミセスのスタイルブック/06初夏号」の154ページのジャケットですが、袖山にダーツを入れたくなかったので(なんというか、"カッコイイ袖"が苦手なので)、袖は160ページのジャケットの方を参考にしました。あと154ページのジャケットは衿がピークド・ラペル(下衿の先が尖っているアレ)だったので、それも直して普通のテーラード・カラーにしました("カッコイイ衿"が苦手なので)。それから着丈は5cm伸ばしてあります。ショート丈のジャケットも苦手なので...。
■薄手のデニム地に白い水玉の織りが入った生地を使っています。これは去年の春にsyrup shopで販売したスタンドカラージャケットの余り布です。凄く気に入っていた生地だったので、自分用にももう1着作れて嬉しいです。袖口と裾の切り替えの裏側は、濃紺のダンガリー生地を使っています。どうでもいい事ですが、袖口を折り返して着ると、山城新吾ちっくですね(それを知っている今、果たしてこのジャケットの袖口を折り返して着る事があるかどうか...)。
■縫っている間は結構苦戦しました。なにせ袖のあきとか切り替えのフラップポケットは取り組むのが初めてで、しかもポケットについては手持ちの本では縫い方が載ってない! 仕方がないので紙でポケットの模型を作って段取りを考えました。袖口のあきはミセスのスタイルブック/06春号の麻のジャケットの縫い方解説のページを参考に出来たので良かったです。テーラード・カラーもいろんな本を参考にしたり、自分の記憶を思い出して縫ってはみたものの、なんか間違っているような気が...。見た目は普通なんですが、本来はこんな縫い方じゃないような気が...。今回はカジュアルな素材だったので結構ごまかしが効いていますが、もっと真面目な(シックなというか、フォーマルなというか)生地で縫っていたらアラが目立っていただろうと思います。縫い代の始末も全部ロックミシン+ステッチのみだし。この型紙でまた作りたいと思っているので、その時は気をつけよう。

完成日(制作日数)
2006/5/27(約9日)
参考にした製図
ミセスのソーイングブック
06初夏号154ページなど
材料
表布(綿100%)=110cm*2m
別布(綿ダンガリー)=110cm*50cm
ボタン20mm*3個
15mm*4個
材料費
約\?

袖口と生地アップ。


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